2013年度の活動
第19回サザンナイトセミナー 2013.1.29
第19回目のサザンナイトセミナーは当セミナーのスタッフでもある
有薗PT、飯野PTにお願いしました。
吉永PTにも特別に助っ人として登場してもらいました。
有薗PTはストレッチポールの使用法や機序を説明して頂き、エクササイズを実際に会場のみなさんに体感してもらいました。
終了後ポールから降りた時、身体の変化に気付かれた方がたくさんいらっしゃったようです。
また、ストレッチポールのトレーナーであります、坂井さん(通称:さとやん)も誘導のお手伝いを頂きました。ありがとうございます。
飯野PTは投球フォームについて介入した1例を紹介して頂きました。
投球フォームへの介入はどこまでどのように介入すればよいのか?
提示して頂いた1例の疼痛軽減が図れており多関節のOS-OCの原理(オーバーストレッチオーバーコントラクション)を動画を用いて分かりやすく解説して頂きました
吉永PTはF&Sという評価について紹介頂きました。
F&Sは病棟での歩行自立にを判断するためのツールです。
経験だけではなかなか判断が難しい歩行自立の判断を理論的に判断できるツールとして役立てて頂けたらと思います。
セラピスト28名(PT・OT・柔道整復師)
第18回サザンナイトセミナー 2013.11.29
第18回のサザンナイトセミナーは
『人間の科学的世界観』と題して、今給黎総合病院の壹岐PT
と『感覚と運動を考える』で松元PTでした。
壹岐PTの発表は発生学に始まり、手の進化から始まり、ミラーニューロンのお話しまで、多岐にわたり壮大な内容でした。
さらには症例の治療展開についての再考も発表して頂きました。
仮説を検証する事と、反証を繰り返す事の重要性を感じました。
今回のセミナーを最後に、壹岐PTは4月より大阪へ修行に行きます。
また大きくなって帰ってくることでしょう。
その時にはまたセミナーをお願いしたいです。
松元PTの発表は運動環や知覚循環から始まり、症例発表でした。
その後セラピスト4名による意見交換会
会場を巻き込み様々な意見が飛び交いました。
学生:4名 PT:16名 OT2名 合計22名
第17回サザンナイトセミナー 2013.9.30
本日のセミナーは、
『セラピストの専門知識が生み出す新しい職域の可能性』
というタイトルで指宿温泉病院
野田PT(14期卒)にお話をして頂きました。
今後の不安、年収などのPT-OT-STネットにあった
昨今、リハ職種を取りまく
・個別リハ科削減
・質の低下
・他職種の進出
・セラピストの急増
を分かりやすく説明、そして対策をお話ししてもらいまし
そして、そのために一番重要な世論に訴えていくには・・
という内容でした。
いやーおもしろかった(#^.^#)
ワクワクしながら聞いていました。
是非またお伺いしたいです!!
印象に残った部分として
・片麻痺になってもレジャーを楽しみたい ⇒
観光施設に患者さんのADL・福祉用具など提案出来る職
・食器屋にOT、靴屋にPTがいても良いのでは?
・デパートでの歩行と、健康志向をマーケティングにつな
などなど興味深い発想がいろいろあり考える機会を頂きま
★以下、野田さんのご紹介★
野田さんは社会人を経験されてから理学療法養成施設へ入
その際に社会人経験者に対して学生生活の情報が少ない事
ご自分でブログを開設。
★『国家試験合格を目指すブログ』
http://
卒業後、病院にて勤務、外来・訪問の患者さんに対する理
そんな中先ほどのブログを介して、株式会社オールアバウ
★『オールアバウト』
http://
一つ一つの積み重ねが重要だと気付かされます!!
第16回サザンナイトセミナー 2013.5.22
2013年度1回目の定例セミナーでした。
今回のテーマは大きく二本立て。
1部:『仮説検証型アプローチによる臨床の楽しさ』
2部:フォーラム『学習について』
1部ではまず、鹿児島徳洲会病院の西村OTによります、仮説検証型アプローチによる臨床の楽しさについて
臨床家の姿勢とは、観察⇒仮説⇒検証を繰りかえす事で進んでいく事が大事。
臨床の楽しさは治療そのものに由来する。っというお話しを皮切りに、
同徳洲会病院の中村PTによります小脳梗塞患者の歩行に着目した仮説検証型アプローチ、今給黎総合病院の壹岐PTによる整形疾患の症例についての仮説検証型アプローチの紹介、最後に西村OTの実際に患者さんと自動車学校に行った例を紹介して頂きました。
たくさんの脳科学的知見や、整形外科的な文献が登場し仮説に必要な根拠を照会して頂きました。
第2部では、フォーラム 学習について
上記の発表者3名に豊島病院の上橋PTが加わった4名にお話をして頂きました。
私たち臨床科は治療に際して常に探究する必要があり、仮説をたてては検証、そしてまた仮説をたて、検証。その繰り返し。仮説をたてるには常に情報を入手していかないといけないといった、セラピスト目線の学習の事から、予測と報酬の差異が必要だ。能動的でなければいけない。といった患者さん目線の学習の事まで幅広くお話をして頂きました。
セラピスト48名、学生6名、合計54名