2018年度の勉強会

第36回サザンナイトセミナー  2018.12.13

36回目のサザンナイトセミナーが開催されました。

今回は千年メディカルクリニックの山科高輝PTにリハビリテーション栄養についてお話しいただきました。

 

山科PTは「NST専門療法士」の取得に向けて研修施設による10週間の研修を受講されたばかりで、現段階での新しい知見を盛り込みながら【リハビリテーション栄養の概要】、【栄養評価のみかた】、【症例報告】、【施設での取り組み】について教えていただきました。

 

前半は、栄養スクリーニングでは大きく4つの方法があり、そのスクリーニングに客観的評価法(ODA)を加えて詳細にアセスメントをしていく。原因として大きく3つ。そして身体活動量を計測し実際に必要な栄養はどの程度なのか?摂取のタイミングや方法はどうすればいいのか?をお話しいただきました。後半は症例報告と実際の取り組みをお話し頂きました。

 

 既知の内容から変わっていることも多くあり、リハビリ栄養が進化しているのを感じました。今回理学療法士はもちろんですが、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士と多職種の参加がありディスカッションする中で改めて共通言語の重要性を認識致しました。

                          文責:松元龍

第35回サザンナイトセミナー  2018.8.9

 

今日のサザンナイトセミナーは

 

川口脳神経外科リハビリクリニック(大阪) 科長である

壹岐 伸弥PTにお願いしました。

思い起こせば2009年サザンナイトセミナーをともに立ち上げて(回想...)

 

(長いので割愛笑)

 

 

テーマは

「脳卒中患者に対するリハビリテーション」について発表して頂きました。

様々な症例提示がありました。そのどれもがよく目にすることのある現症でありそこに深い疑問と考察を抱いているからこその評価と介入がありました。

聴講していてたくさんの疑問がわき、次の展開が気になり、ついつい講義の途中で質問してしまうほどワクワクする内容でした。

 

来年夏もまたお願いしたいと思っています。

 

                   文責:運営 松元

 

 

第34回サザンナイトセミナー  2018.5.23

 

 

「教科書だけじゃ学べないちょっとした臨床のコツ」

 

というテーマで今村総合病院 理学療法士 松元さんにお話ししていただきました。

 

呼吸、循環、介助方法、薬剤

という4つのテーマでした。

 

呼吸は触診、聴診、副雑音

を実技や体験を交えていただきました。

まずは正常を知ることで異常のアセスメントを行っていきます。そして副雑音ではイメージしやすい物品を準備していただき4つの副雑音がイメージしやすかったです。

 

循環ではノーリアの分類を中心に

離床とBとLの分類の考え方について説明頂きました。

 

介助方法では日常よくありがちな場面を提示していただき、その時の一工夫と持ち上げない介助の提案をしていただきました。

 

薬剤では利尿剤をテーマに各効果とリハビリとの関連をお話しいただきました。

 

ちょっと知ってると普段の臨床の気づきにつながる内容だと感じました。

 

話は変わりますが、学生5名の参加もありました。

積極的に質問する姿はこれからが楽しみに感じました。

 

アンケートでは全ての内容において

良かった、すごく良かったという結果が95%を占めており

満足度の高さがうかがえます。

 

 

学生5名 PT21名 OT2名 ST1名 合計29名

 

第34回サザンナイトセミナー アンケート
第34回サザンナイトセミナー アンケート.pdf
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